ワンポイントアドバイス 『予防・治療としての生理歩行』
                「歩き方の基本」 
『歩行のさいは出来るだけ軽装にし、靴は運動靴やジョギングシューズが望ましい。
平坦な土の上を歩くのが一番いいが、舗装された道を歩くことが多いのを考えると、底が固くて足底への衝撃が大きい革靴や、女性の場合はハイヒールは絶対避けるようにしたい。
 歩くときは、図のように足で一線をはさむように歩く。両膝の内側がこすれるようにするとなお良い。状態はやや前傾させ、まっすぐ前を見る。
肘を必ず屈曲させて、腕を振る。運動会の入場行進のように、肘を伸ばして腕を振ると、肩関節に余計な力が加わって、肩を壊す恐れがあります。また、腕を振るときは、前方へ大きく振り出すのではなく、曲げた肘を後ろへ引くように気持ちで行なってください。手はあまり力を入れず、真綿を軽くつかむような感じで握ってください。親指は立てて、内側へは握り締めないように。歩幅は出来るだけ広げてください。時間は連続歩行で、40分くらいを目処に行なってください。』(歩く速さなどは次回に)
http://www.kurachi.co.jp/clinic.htm

歩行時の姿勢



吉田勧持著「構造医学 自然治癒のカギは重力にある!」より