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以前ホームページの掲示板に書いた事をまとめた資料集No.3


健康余話27「磁化水について」

 倉地 豊也 題名:健康余話27 投稿日 : 2000年9月15日<金>22時42分

 今週も遅くなりました。
前回に続いて、「水」のことについて書いてある冊子を一つ紹介させていただきます。
 『磁化水が地球を救う』松崎 五三男 監修 ウォーターサイエンス研究会 編著

三、磁化水のメカニズムと特性(P26から)
 磁化水が生成するメカニズムと磁化水の特性を説明しましょう。
 通常水を磁器処理器に通すと、通常水が改質されて磁化水(磁気処理水の通称)ができます。改質を引き起こす原動力は水流の運動エネルギーであり、磁化水はこの運動エネルギーを化学的エネルギーとして貯えたものです。(中略)
 通常水では平均12個水分子が水素結合で集合しています。この集合をクラスター(塊)や分子集団と呼んでいます。
 このようなクラスターからなる通常水を「フレミングの左手の法則」に従って磁場に垂直に(磁場の方向はN極からS極へ向かうと定義されている)流すと、おのおののH+とO-は磁場と水流に垂直な方向で、互いに反対の方向に屈伸させられます。このため、水分子平均12個のクラスターは秩序を乱され、平均6個位の小さいクラスター(結合が切れているので、化学的エネルギーは増えている)へ分割されます。この分割の程度(賦与されたエネルギー量)は、磁場の強さと水流の早さの積に比例します。
 磁化水とはクラスターが小さく、水素結合を起こすクラスター端末O−H部を多く含む水です。
 クラスターの小さい磁化水は次のような特性を示します。
@流動性が大きい(流れやすい)。生体に吸収されやすく、新陳代謝を促進する。
A溶解力が大きい(物を溶かしやすい)。
B還元性が強い(酸素を奪いやすい)。赤錆を黒錆へ還元する(酸素を奪う)。

 以上のような内容が詳しく述べられています。興味のある方は、冊子希望と書いてメールを下さい。五名様に無料でお送り致します。

 前回も還元力のある「水」が出てきましたが、化学的エネルギーによる還元力の説明はなるほどと思えます。
おいしい水の条件は、分子結合が小さく・溶解力があり・流動性が大きい事で、体感できるのではないでしょうか。
 日々の生活の中で、欠かすことの出来ない物ですから、一度しっかりと見つめ直してください。ではまた



健康余話28「活性酸素」

倉地 豊也 題名:健康余話28 投稿日 : 2000年9月22日<金>00時20分

 朝晩涼しくなりすごしやすくなって来ました。しかし日中との温度差が広がり、体長の維持が大変になってきます。また夏の疲れも出やすい時期ですので気をつけましょう。

 今回は活性酸素のことがかかれている記事を見つけました。読んでみて判りやすそうなので、概略を紹介させていただきます。ご希望があれば、全文をお送り致します。

 酸素は私たち人類にとっても不可欠だが、呼吸によって体内に入ると、その酸素のうち約2、3%が活性酸素に変身してしまう。
 嫌われものの活性酸素も本来は、体内に侵入した病原菌などを白血球などと協力して撃退してくれる頼もしい物質なのだが、必要以上に体内に生成されると逆に悪さを働く。
 活性酸素が原因となる病気は、生活習慣病をはじめ100以上ある。各種の発ガン・転移、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞、胃・十二指腸潰瘍、糖尿病、白内障、リュウマチ、アルツハイマー病、ベーチェット病、アトピー性皮膚炎などなど、まさに「活性酸素は万病のもと」だ。
 私たちが呼吸をやめない限り、活性酸素は24時間休みなく体内で発生し続ける。その上、私たちを取り巻く環境にも紫外線、喫煙、排ガス、ストレス、食品添加物など活性酸素を産生する物が多い。
 では、強敵・活性酸素に対して私たちはどう対処すべきだろうか・・。

 《概略》
 SOD(活生酸素除去酵素)を生産して、余分な活性酸素を無毒化している。加齢とともにに働きが低下して防ぎきれなくなる。
 抗酸化物質を取り入れる。ビタミンC・E、カロチン類、硫黄化合物、ポリフェノールなど。
 
 抗酸化物質の働き
@活性酸素の発生を抑制して数を増やさないようにする。
A活性酸素を消去して害を低く抑える。
B活性酸素によって傷ついた細胞を修復して元通りにする。
C発ガン抑制物質として働く

 食べ物に含まれる発ガン抑制物質
@色の濃い野菜や果物
Aポリフェノール(アントシアニン・イソフラボン・カテキン・ケルセチン・ルチン)
 毎日欠かさず摂取したい。

 以上のような内容です。ただ最近は、果物・野菜などの栄養価が下がっていますので、栄養補助食品などで補給されると良いでしょう。「アルビンG」は46のバランス栄養素が、舌下吸収できますので効果的です。また、植物発酵酵素「万田酵素」も良いでしょう。

≪参考記事≫
中日サンデー版 No.444 2000.9.17 P5
ガンの予防医学 12 文責 医学ジャーナリスト 恵庭 五郎 より


健康余話29「食生活改善の10ヶ条」

倉地 豊也題名:健康余話29 投稿日 : 2000年9月29日<金>22時34分
  お彼岸が過ぎてから、急に朝晩涼しくなりました。
今日は少し肌寒いです。日中日差しが出ると、かなり気温が上がりやすいので、衣服でも体温調節をしてください。 自律神経系や恒常性維持調整機能が乱れやすい人は、後頚部の冷却を心がけましょう。室温などは、体感でなく、温度計で確認しましょう。涼しくなると、氷冷を止めてしまわれる方が多くなりますが、お風呂上りには必ず実行してください。

 今回は◆食生活改善の10カ条◆をお送り致します。
@主食はご飯
 主食をパンにするかご飯にするかで副食のメニュうが決まってしまいます。食生活の基本である主食は、ご飯をきちんと食べたい物です。甘いお菓子などの間食を減らす意味でも、主食はきちんと取るように心がけましょう。
A未精製の穀類を
 ご飯は胚芽米やぶづき米や玄米など未精製のものを。
B副食は野菜中心に
 副食には季節の野菜、海藻、いも類、豆類を中心に。動物性食品より多く取る努力を。
C発酵食品を多く
 みそ汁、納豆などの発酵食品を多く。
D肉類は控えめに
 ハムやベーコンなどの食肉加工食品は特に控え、肉類もほどほどに。動物性食品は、なるべく魚介類を中心に。
E揚げ物は避ける
 天ぷら、フライなどの揚げ物はできるだけ控えめにしたいものです。多くなりがちな油脂類は、炒めものやドレッシングくらいにしておきたいものです。
F白砂糖を使った食品は少なく
 クッキーやケーキなどの白砂糖の入ったお菓子、甘い清涼飲料水などは、なるべく食べないように心がけたいものです。
G砂糖や塩は未精製のものを
 甘味は黒砂糖やハチミツなどを使うようにしましょう。また、塩もニガリの入った未精製のものがおすすめです。
Hできる限り安全な食品を選ぶ
 神経質になる必要はありませんが、できるかぎり安全な食品を選びたいものです。
I食事はよくかんで
 ゆっくりよくかんで食べる習慣をつけましょう。

 以上 『健康生活新聞 No.334』からでした。
最近は、遺伝子組替えを行なった食材も出てきましたので、充分注意しましょう。胚芽にも残留農薬が一番多く含まれますので、無農薬・低農薬米がお勧めです。
 より良い健康を維持する為に、今一度食生活を見なおしましょう。


健康余話30「カロチノイド」

倉地 豊也 題名:健康余話30 投稿日 : 2000年10月05日<木>22時59分

今週も遅くなりました。夕方は日の暮れるのが早くなり、秋の夜長となりました。灯火したしむ頃ですので、少しお勉強をしましょう。

 今回は、「抗酸化」の栄養素として、「カロチノイド」を取り上げた記事がありましたので、紹介させていただきます。
 カロチノイドとは、ニンジン、トマト、ほうれん草など緑黄食野菜の脂溶性色素のことです。体に良いことは以前から言われていましたが、最近の研究で科学的に有効性がはきりと認められています。
 カロチノイドの中でも、体内に入ってからビタミンAに変わるものをカロチン類といい、代表的なβ-カロチンをはじめα-カロチンやリコピンなどがあります。どれも、プロビタミンA効力(皮膚や粘膜を健康に保つ・免疫機能強化・視覚機能を正常に保つなどの働き)だけに留まらない健康増進効果があるとして、再び話題になっています。
 また、体内でビタミンAに変化しないカロチノイドをキサンチン類といい、ルティンやゼアキサンチン、クリプトキサンチンなど、抗酸化作用や発ガン抑制効果などが注目されています。
 健康維持・増進には、緑黄食野菜や果物を毎食まんべんなく食べることが必要です。サプリメントで補う場合でも同様で、カロチノイドのどれかひとつだけ摂るよりもマルチなかたちで摂る方が、より自然な野菜に近いのでのぞましいのです。

 ●β-カロチン カロチノイドの中で最も多く存在する代表格で、早くから注目されてきました。ビタミンA抗力の他、細胞膜や遺伝子を傷つける活性酸素の発生を抑えたり無毒化したりして老化にブレーキをかけ、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病からわたしたちを守ってくれます。
〈ニンジン、ほうれん草、さつまいも、グレープフルーツなど〉

 ●α-カロチン β-カロチンをしのぐ高い抗酸化作用を持っています。注目の抗ガン性については、日本ガン学会を始め様々な大学の研究発表により裏付けられています。
〈ニンジン、かぼちゃなど〉

 ●リコピン 抗酸化力はβ-カロチンの2倍、ビタミンEの100倍という、いま注目の栄養素です。動脈硬化の原因となるLDLコレステロールの酸化を抑えることが判明しています。
〈トマト、スイカ、柿、グレープフルーツ(ルビー)など〉

 ●ルティン、ゼアキサンチン 眼の網膜上のにも存在するカロチノイド。眼病を予防し健全な視覚を維持するのに重要です。目はものを見ている間に、絶えず光によって酸化されていますが、この光酸化から目を守ってくれます。網膜が加齢性黄斑変性になった人にはルティンガすくないといわれています。
〈ほうれん草、レタス、ブロッコリー、ズッキーニなど〉

 ●クリプトキサンチン 柑橘類に含まれるかロチノイドのひとつです。柑橘類には数十にも及ぶ多種類のカロチノイドが含まれ、多くに発ガン抑制効果があるとされていますが、とくにクリプトキサンチンにはβ-カロチン以上の発ガン抑制効果があることが判り、注目されています。
〈パパイヤ、みかん、桃、オレンジなど〉

 以上、『健康通信 第6号』からでした。
ビタミンA・Eは脂溶性のビタミンですので、摂り過ぎには注意が必要です。しかし、β-カロチンの形で摂取すれば必要に応じてビタミンAに変わるので安心です。テュナリエラと呼ばれ緑藻類に分類される単細胞微生物にも多く含まれています。ビタミンCやB群は水溶性ですので、過剰な分は、尿などで排泄されてしまいますのであまり問題になりません。食生活のバランスをとる事が、健康維持につながります。緑黄食野菜中心で頑張りましょう。ではまた


健康余話31「風邪について」

倉地 豊也 題名:健康余話31 投稿日 : 2000年10月13日<金>22時45分

今週も大変遅くなり申し訳ありません。
気温の変化について行けず、やや風邪気味となってしまい遅くなりました。

 今回は『風邪』について少し書いてみます。
一般に風邪と言いますが、感冒と流行性感冒があり、後者をインフルエンザと言います。

 感冒・・鼻、副鼻腔、咽頭、喉頭、しばしば気管と気管支を含む、いずれかまたはすべての気道における炎症を伴う、急性の、通常は無熱性の呼吸器系ウイルス感染症。
 
 流行性感冒・・発熱、鼻かぜ、咳嗽、頭痛、倦怠、そして呼吸器粘膜の炎症に特徴づけられる特異的な急性ウイルス性呼吸器疾患。冬に流行として発生する。

 共に炎症を伴うものですので、気道や呼吸器粘膜の冷却が有効です。外部から冷やしても良いですし、氷など舐めるのも有効です。氷は水分の補給も兼ねて行なえるので、のどに違和感を感じたら、少し舐めてみてください。
 空気が乾燥して、のどがイガラッポクなった時など2〜3個でかなり良くなります。上向きで寝ながら舐めていると、奥のほうまで良くなります。
 鼻ズマリの時は、顔面(鼻骨の上)を氷冷して下さい。
また、寝始めなどで咳が出る時は、胸を氷冷してください。特に気管支炎になりそうな時は続けて冷やしていただくと、症状に改善が見られます。

 栄養補助食品なども早く良くなる為には必要だと思います。植物発酵酵素・腸内改善エキス・微量栄養素・元気になるお酢・ビタミンC・ローヤルゼリーなどいろいろ自分にあった物をお使い下さい。

 氷冷の時間等、具体的にお知りになりたい方は、メールにてお問い合わせください。
 手洗い・うがい・ゆっくり休息を取ることが大切です。ではまた。


健康余話32「雑感」

倉地 豊也題名:健康余話32 投稿日 : 2000年10月21日<土>00時30分
 今日は雨模様でとても寒い日でした。またまた遅くなりスミマセン。
最近の「雑感」を今日は書いてみたいと思います。

 以前も書いたことがあると思いますが、医療行為は種々の不快な症状を取り除いて、健康で元気な体を保つ事が出来るようにする事が目的だと思うのですが・・・。
 患者さんの希望に、速やかに沿うことが出来れば一番良いのですが。長い間かかって悪くされた症状が、短期間で軽快するという事は難しいことです。魔法の薬や力があれば別ですが。
 どうしても時間が掛かり、本人や家族の治そうという努力がとても必要とする時期がやってきます。この様な時に、今まで良くなりつつあった症状が少し悪いほうにブレルと、不安から種々の検査を受けたくなって、病院へ行かれる方が多くみうけられます。特に今までと違った検査結果が出ることは少ないはずですが。
 こういった時期を上手く乗り越えられると、あとは大きなウネリもなく着実に成果が現れてきます。

 術者は、患者さんがひどく落ち込む手前でナンとか留まっていただけるよう最大限努力します。しかし最後は本人の治そうという強い信念と努力しかありません。くじけず頑張ってください。自分の体は、自分で治るように出来ています。私たちは治り易くなるようにお手伝いをさせて頂いているだけなのです。治療を受けた時の気持良さも大切かもしれませんが、根本的な原因を取り除かないかぎりまた同じ事の繰り返しになってしまいます。
 根本からしっかり治しましょう。生理歩行と冷却を頑張って実行してください。必ず良い結果が得られます。


健康余話33「めまい・ふらつき」

倉地 豊也 題名:健康余話33 投稿日 : 2000年10月27日<金>02時15分

今日は昨日(25日)と比べとても暖かい日でした。昨日は今年初めて暖房をして、ホットカーペットも使いました。気温の変化が激しすぎて、ついて行けない人が多くみうけられます。
 自律神経軽にトラブルを持つておれらるかたは大変です。めまいを訴える方やふらつき(体がフワフワして安定しない)を訴えられる方もいます。

 簡明医学用語辞典によると「眩暈げんうん」 俗に言うめまいのことで、空間における身体の平衡位感覚の障害によって起こる不快感および外界の物体のあるいは身体の動揺感を生ずる。吐気、嘔吐、耳鳴りなどを伴う。中耳炎、鼻の疾患、高血圧、動脈硬化症、ヒステリー、メニエール症候群、ノイローゼなどの時に起こる。
 とありますが、いろいろ検査されても、原因のはっきりされない方がみえます。
 
 私の意見として、ふらつき(動揺)は骨盤が不安定でしっかり支えきれない状況に多く見られます。まっすぐ上手く歩けない、足がしっかり支えることが出来なくて、よろけてしまう事が考えられます。ただし、三半規管にトラブルのある方は別です。また、低血圧傾向で起き上がる時に発生する、起立性のめまいも除かれます。
 骨盤が不安定ですと、その上に乗っている脊柱も歪みが発生して、頚椎の変位が起こり三半規管に少なからず影響がある場合も考えられます。この時は、耳の音の高低差やコモリ感などが違っているはずです。
 いずれの場合も、骨盤を安定させるための歩行と冷却が必要です。自律神経にトラブルのある方は、ゆったりした歩行が大切です。ゆっくり歩いてください。間違っても時間に追われて、セコセコト歩かないようにしましょう。
 冷却は、上部頚椎を中心に行なってください。頭位のポテンシャルが上がっている場合は、登頂部なども有効です。熱感が有るか無いか確かめてから実行してください。

 寒くなったからといって、必要以上に体を温めるのは、より症状を悪化させる原因にもなりますので気を付けて下さい。寒い時は、まわりの環境を暖かくしておいて、冷やしましょう。ではまた


健康余話34「中性脂肪」

倉地 豊也 題名:健康余話34 投稿日 : 2000年11月03日<金>00時28分
 今日は28.2度まで上がりました。とても11月の気温とは思えませんでした。蒸し暑く大変でした。こういう時は後頚部の氷冷をしっかりと実行してください。

 今回は、中性脂肪について書いてある雑誌がありましたので紹介させていただきます。年配の方で、数値が上がっていると、血液検査で言われた方が、二三おみえになります。

 中性脂肪(TG) 中年以降の40%の人が異常値示す
 中性脂肪という言葉は良く耳にすると思います。これも悪者の代表のように思われがちですが、決してそうではありません。中性脂肪(TG)はコレステロールと同じで、常に体内にある脂肪分です。しかもエネルギー源であるブドウ糖が不足状態に陥ったときに、肝臓や脂肪組織に蓄えられている中性脂肪を取り出してエネルギーとして使います。登山家や冒険家は不測の事態を予想し肥満度を若干高めてチャレンジするのも、予備エネルギー源を考えてのことです。
 ところが、エネルギーを日常の食事から十分に賄えているのに、摂食過多になると当然中性脂肪は増加の一方で、これが肥満という形で現れます。これが脳梗塞や心筋梗塞や動脈硬化症の危険因子(リスクファクター)となってしまいます。これら生活習慣病を予防する上からも健診では必ず検査されます。
 【正常値】 55〜150mg/dl
 【注意すべき疾患】 動脈硬化症、脳梗塞、心筋梗塞、肝臓障害、糖尿病、肥満症

以下省略します。 『My doctor No.133 2000年9月 P.36』

 生活習慣病の予防には、過食・運動不足を避けなければなりません。生理歩行は、骨盤(WB)の機能回復及び安定化に効果がありますが、運動不足解消にも役立ちます。コツコツと続けることが大切です。
 また「腹8分目に、医者いらず」という諺もあります。夜遅くなってからの飲食には十分注意しましょう。過剰はいけません。程々が大切です。ではまた


月刊マイドクターのホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~gt2s-di


健康余話35「ダイエット茶」

倉地 豊也 題名:健康余話35 投稿日 : 2000年11月13日<月>10時06分

今週も大変遅くなりました。今日(11/10)は雨模様で寒い1日でした。
昨日から寒気が入ってきているようです。風邪を引かれている方が多いようなので、気を付けましょう。手洗い・うがいが大切です。

 以前にも風邪(感冒)と言うことで書きましたが、のどの炎症を起こしている方は、氷を舐めることをお勧めします。水分補給と消炎効果が得られます。氷冷も有効な手段です。特に咳が出る時には良いですよ。気管支の上を寝ながら冷やしましょう。肩甲間部も良いと思います。あとは、加湿器で空気の乾き過ぎに注意致しましょう。

 話は変わりますが、最近のダイエット用のお茶に付いて少し書きます。
サラシアオブロンガティーと言う物を知りました。糖分の分解を阻害して、吸収しにくくすると言う物です。普通に食べいてダイエットが出来るようですし、中性脂肪・血糖値の改善が出来るようです。食前に飲むお茶です。
 私どもに以前からある物で、SLIM-Tという物とDIET-Tという物があります。前者は便秘がちな方ににお勧めです。共にギムネマ・バンジャケイ・サンペンズ・バンジロウなどが入ったハーブティです。後者にはガルシニアが入っていて、脂肪の蓄積を抑制します。来年の夏までにスッキリしたラインを取り戻したい方には、お勧めの品です。
 あまり極端に食事制限をしては健康の為に良くありません。夜遅く食べることを減らして、腹八分目にしましょう。ご質問はいつでもどうぞ
ではまた


健康余話36−1「観葉植物で空気清浄」


倉地豊也 題名:健康余話36−1 投稿日 : 2000年11月17日<金>23時31分

 今日も雨模様で寒い1日でした。今月はなかなか秋晴れという日が続きません。前回も書きましたが、風邪を引かれている方が多いので、健康生活新聞から『観葉植物で空気清浄・風邪予防』という記事がありましたので紹介させていただきます。

 ホテルやデパートやレストラン、どこでも必ず置いてある観葉植物。一鉢あるだけでホッとした気分にしてくれます。最近のデータでは、この観葉植物が空気清浄や殺菌、風邪やボケ予防にもすばらしい効果があることが分かってきました。

◆観葉植物は室内空気を浄化
 私たちが暮らしている室内の空気は、複合汚染されています。たとえば家具に使われているニスやペンキ、合成繊維や塩化ビニールのカーペットや敷物、壁紙などの接着剤、ガスストーブの排気なと。一酸化炭素、二酸化炭素、ダニ、ウイルス、ハウスダスト、ホルムアルデヒドなどの有害物質が絶えず発生しています。
 観葉植物には空気清浄器でもなかなか取り除けない、これらの有害ガスを排除し、病気への抵抗力をつけ、気持を和ませてくれる働きがあります。

◆観葉植物は風邪やボケを予防
 室内空気の汚染がひどくなると、アレルギー、ぜんそく、狭心症、睡眠障害、頭痛、風邪、心肺機能の低下など、人体にさまざまな悪影響を与えます。疲れやすくなったり、物忘れがひどくなったり、さらにはガンを誘発することもあります。
 観葉植物には、空気清浄能力のほかにもいろいろな効果があります。どんな植物にどんな力があるか、次に説明します。

つづく


健康余話36−2「空気清浄効果」


倉地豊也 題名:健康余話36−2 投稿日 : 2000年11月18日<土>00時37分

つづき 植物の持つ力
@空気清浄効果
・・葉っぱの広い植物ポトス・幸福の木・小菊(ポットマム)・ガーべラなど
 植物の葉は光合成を行なうときに炭酸ガスを取りこみますが、そのときに一緒に室内の汚染空気も取り込み、分解してくれます。したがって、光合成活動が速くて活発な、葉っぱの広い植物ほど、空気浄化能力も高いということになります。
 またホルムアルデヒドやベンゼンなど発ガン性があるといわれる有毒ガスも根っこが取りこみ、土中のバクテリアが分解してくれます。

A乾燥防止効果
・・葉っぱが広くて柔らかい植物 ディフェンバキアなど
 部屋の空気が乾燥していると風邪のウイルスが活発になり風邪を引きやすくなります。そこで部屋の乾燥を防いでくれる観葉植物を置いてみましょう。葉っぱが広くて柔らかい植物は、葉っぱから水分を蒸発させやすいので、部屋の空気を潤いのあるものにしてくれます。植物から放出される水分は、蒸留水のように体によいものとされています。

B殺菌効果
・・ゴールドクレストなどの針葉樹類
 樹木のなかには、植物性殺菌素「フィトンチッド」を葉っぱから多く放出しているものがあります。森林浴で心身をリフレッシュできるのも、フィトンチッドによる効果ですが、同時に消臭効果や防ダニ、防カビ作用などの殺菌効果もあるのです。

Cボケ予防効果
・・植物全般(スパティフィルムやアンスリュームなど花が咲くものがより効果的)
 植物がどうしたら元気に育つかを試行錯誤しながら世話をし、成長を見守り、開花などの喜びを得ることは、脳を刺激し、痴呆予防にも効果を発揮します。
 これは「園芸療法」として、実際の痴呆症の方々の治療にも取り入れており、効果が見とめられます。
 この他の効果としては、心理効果や目の疲れを5分間で癒す効果なども分っています。植物を眺めて、慈しむことによって、ストレスの解消になります。
 また植物を眺めることにより、大脳皮質の活動が活発になり、視覚の疲労を解消することができます。目の疲れを感じたときは、たとえ1分間ほど眺めるだけでも楽になりますので、是非試してください。

以上 『健康生活新聞 No.336』より 発行所:日成会・健康生活新聞社
 目の疲れは、氷で氷冷していただけるとすぐに楽になりますよ。ではまた


健康余話37「サラシノール」


倉地豊也題名:健康余話37 投稿日 : 2000年11月25日<土>18時56分

 以前ご紹介した、サラシノールについてもう少し詳しい資料が手に入りましたのでご紹介させていただきます。

 サラシノールは、サラシア・オブロンガという植物の根に多く含まれる活性成分で、血糖値の上昇を抑え、悪玉コレステロールや中性脂肪を抑制します。

 サラシア・オブロンガは、インドやスリランカなどに自生するニシキギ科・サラシア属のツル性の植物で、当地ではポンコラーチンと呼ばれ、古くから糖尿病の治療薬として使われてきました。また中国南部に生育するものは神経痛やリュウマチの痛みを軽減し、浮腫を取り除く目的でも使われています。
 このサラシノールの歴史は古く、五千年前から現代に伝わるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」にも、美食を極めた王族貴族たちのダイエット秘薬として「サラシア・オブロンガ」の名で記録に残っています。

以上 『肥満・糖尿病と闘うサラシノール』上部和馬著からでした。
 このサラシノールは炭水化物が唾液中のアミラーゼ酵素や腸中のα−グルコシターゼ酵素の働きによってブドウ糖などの単糖になって血液中に吸収されるのをじゃまします。糖分を単糖に分解させないという働きを持っているわけで、食べても身になり難くなるはずです。ただし食べ過ぎれば同じですが。ある種の腸内細菌にも同様の働きをする物がありました。また流行のギムネマなどがありますが、このサラシノールは、200倍の効果があるそうです。

 生活習慣病に悩んでおられる方には、朗報ではないでしょうか。詳しくはお尋ね下さい。ではまた


 健康余話38「酔いの仕組み」

倉地豊也題名:健康余話38 投稿日 : 2000年12月01日<金>17時57分

 いよいよ師走となりました。1年がとても早いように思えますが、私だけでしょうか。
宴会シーズンとなりますので、酔いの仕組みについて書いてみたいと思います。
お酒を飲む>>胃に入る(約20%のアルコール分を吸収)>>腸(残りをゆっくりと吸収)>>肝臓(アセトアルデヒドに分解→酸化→二酸化炭素と水に無毒化)
 【肝臓の処理能力を超えるアルコールが入ると】
血液中のアセトアルデヒドの量が増加>>各臓器に障害を及ぼす>>二日酔い・悪酔いとなる
対策:血中のアセトアルデヒドの濃度を薄くし、排泄するために、冷たい水を飲む。肝臓の機能を高める、ビタミンC・酢などを多く摂る。

お酒は、適量飲めば「百薬の長」といわれますが、飲みすぎれば脂肪肝やアルコール中毒症の危険もあります。注意しましょう。
 宴会などで、すぐ悪酔いされる方は肝臓の働きが少し低下しておられるので、日常からすっぱい物を多く摂る用に心がけましょう。すっぱい物の嫌いな方は要注意です。ビタミンCのタブレットを毎日摂ると良いでしょう。抗ストレスの為にも最適です。
 発酵食品も肝臓の働きを助けます。味噌が良いですが、万田酵素のような健康食品のほうがより一層の効果が期待できます。詳しくはお尋ね下さい


  健康余話39「貧血」

倉地豊也 題名:健康余話39 投稿日 : 2000年12月08日<金>22時22分

 今回は、女性に多く見られる「貧血」について少し書きます。

◆貧血の種類
 @鉄欠乏性貧血・・血色素を作るために必要な鉄分不足、多くは慢性的出血が原因
 A再生不良性貧血・・血液を造る働きが低下、骨髄量の減少
 B悪性貧血・・赤血球を作るために必要なビタミンB12
不足、B12の吸収低下(胃の粘膜萎縮)
 C出血性貧血・・体の内外の大量の出血、消化性漬瘍・悪性腫瘍
 D溶血性貧血・・赤血球の寿命が短い、正常な寿命は約120日だがこのサイクルが短縮され、骨髄での代償が追いつかない。

◆日常生活上の注意
 @偏食・欠食せず朝昼晩バランス食をとる。
 鉄分は吸収が悪いので、毎日バランスの取れた食生活を心がける。
 A胃腸の調子を整える。
 適度なアルコールや酢、香辛料は鉄の吸収率をよくする胃液の分泌を増やす。
 B健康な歯を保つ。
 歯周病は偏食につながります。食物をよく噛み砕き、消化・吸収を高めよう。ガムを噛むと唾液がよく出ます。
 C軽い運動。
 血色素(ヘモグロビン)の合成を促進します。生理歩行がより良い結果をもたらします。

◆貧血予防の食生活
 @鉄分の多い食品を積極的にとる。
 レバー・わかさぎ・ほうれん草・小松菜・あさり
 Aたんぱく質の多い食品をとる。(鉄の吸収を助ける)
 魚・卵・肉・牛乳・豆腐
 BビタミンCの多い食品をとる。(鉄分吸収をよくする働きがある)
 ブロッコリー・菜の花・大根葉・ほうれん草・オレンジ・柿・夏みかん・レモン

以上簡単ですが、参考にして下さい。


健康余話40「雑感」

倉地豊也題名:健康余話40(雑感) 投稿日 : 2000年12月15日<金>22時57分
 今年も後半月となりました。
いよいよ21世紀がやってきます。子供の頃の「鉄腕アトム」の世界には、まだほど遠いようです。先日、ホンダのP3を見る機会がありました。実によく出来ているロボットでした。バランスをとる為に膝を少し曲げて歩いていました。股関節も人間に近い動きをする為に、2軸の動きが出来るようでした。歩きも動作も、だいぶ人間に近づいてきたように思いました。片足で立って見せてくれました。数年後が楽しみです。

 高齢になると、しっかり体を伸ばすことが少なく、膝を曲げて行動をする事が多くなってきます。それによって股関節も屈曲し、腰が曲がります。上向きで寝られなくなるとますます腰が伸びなくなり、腰痛が出てきます。ある程度固まってしまえば、ひどい痛みは無くなります。
 
 こんな姿勢に似ているようなロボットです。膝を曲げていると、バランスがとりやすくなります。しかし長く活動する事は難しいと思います。機械であれば、特に問題はないのですが(しっかり冷却装置がついていればの話ですが)、人間の場合は膝がオーバーヒートすれば腫れてきます。冷却が必要になります。

 近い将来、人間の補助をしてくれるロボットが次々と現れてくる事を期待しましょう。




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