健康アドバイス

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以前ホームページの掲示板に書いた事をまとめた資料集No.2


健康余話13「食生活《ガン危険度》」

 倉地 豊也 題名:健康余話13 投稿日 : 2000年5月31日<水>23時52分

 今週は再び『健康生活新聞のNo.331』から食生活の記事がありましたので書いてみます。
 食生活の《ガン危険度》テスト
★次の15の質問に「はい」か「いいえ」で答えましょう。
@新鮮な緑黄野菜を食べない日が良くある。
A野菜類は毎日食べないことが多い。
B果物類も毎日食べないことが多い。
C脂肪の多い肉類や、バター、チーズ、クリームを使った食品を毎日のように食べる。
D外食を、毎日1食以上はする。
E食材の原形がわからないような加工食品を毎日3品以上食べることが多い。
F甘いものを好んで良く食べる。
G牛乳(コップ1〜2杯分)を飲まない日もよくある。
H海藻やきのこ、豆類、いも、根菜はあまり食べない。
I魚の干物やくんせい、漬物、つくだ煮などの塩辛いものが好きで、よく食べる。
J朝食は抜くか、ごく簡単な食品だけ食べることが多い。
Kよく夜食を食べたり、食事時間が不規則になりがち。
L熱い茶漬けや汁ものなどを好み、よく食べる。
Mよくかまないで、早食いすることも多い。
N満腹になるまで食べたり、大食いすることも多い。

★判定法
「はい」が10〜15の人・・・ガンの危険度が非常に高い。
「はい」が6〜9の人・・・ガンの危険度がやや高い。
「はい」が3〜5の人・・・ガンの危険性が多少ある。
「はい」が0〜2の人・・・ガンの危険性が低い。
以上が判定の仕方ですが、皆さんはいかがでしたでしょうか?まんべんなく食物繊維の多い新鮮な野菜や果物を食べ、ゆっくり噛んで、腹八分目、塩分・脂肪控え目が、健康の秘訣ではないでしょうか。栄養の取り過ぎは行けません。夜遅い時間帯は、特に注意が必要です。もう少し詳しい内容について、お知りになりたい方は、メールでお問い合わせ下さい。『予防に勝る薬なし』ではまた来週


健康余話14「治療雑感」

倉地 豊也 題名:治療余話14 投稿日 : 2000年6月08日<木>19時48分

 またまた遅くなってしまい申し訳有りません。
週末のお休みに更新できると思っていましたが、なかなか雑用が多く、いつも遅くなってしまいスミマセン。
今日は、4日に奉仕治療をして感じたことを書きます。
75歳以上の高齢者を対称にした、治療奉仕でした。私は、マッサージ(実際は指圧ですが)を担当致しました。
鍼・灸・マッサージのすべての治療を希望される方、マッサージだけの方様々です。私の担当した方々の症状は、膝痛(水を何回か抜いた)・腰痛(神経痛を含む)・肩こりなどでした。整形外科等を受診され、診察は受けておられるのですが、「年齢的にしかたがない」「上手く付き合っていくしかない」などと言われあきらめています。とても残念なことです。しっかり治療をすればもっと楽に生活が出来るはずです。
 膝痛の場合、体重が掛かると痛むので、痛くないように使おうとしてしだいにO脚になってゆきます。私もその日3階まで階段を上がったり降りたりしていたら、左膝が痛くなりました。正座を長くして、見学していたのも悪かったかもしれません。5日に公園で左回りで歩き始め違和感がなくなったので、8の字歩行に変え、また少し出てきたので、左回りにして、最後も左回りで終わりました。その後よく冷却したら痛みは取れました。正しく使って、冷却すれば、より悪くなる事はありません。気持ち良いからと言って、暖めたり、保温してはいけません。
 O脚で歩くと、大腿の外側から臀部が疲れ、痛みが出やすいのです。筋膜張筋・外側広筋等が疲労し、かなり張りが出てきてしまいます。その繰り返しによっても、膝関節を痛めてしまいます。膝の内側がこすれるように歩きましょう。歩いたあと、よく使った後は、氷冷してください。
 腰痛や神経痛の有った方は、横向きで寝ておられるようでした。これは、骨盤の仙腸関節に悪影響を及ぼします。かなり不安定になって、支えにくくなります。また、肩こりの原因にもなります。下になっているほうの肩が、かなり前に入ってしまいます。上向きで寝るように心がけてください。始め大変でしたら、膝を立てて寝てみてください。その後ユックリ伸ばしていただければ、だいぶ違うと思います。枕もないほうがかえって楽になりますので、使う場合は低い物(2.5Cm位)をお使い下さい。
 日常生活の習慣で、体を悪くなる方向に持っていってしまう場合もありますので、注意が必要です。気をつけましょう。人は、最後の瞬間まで治す力は持っています。決してあきらめてはいけません。原因を見つけ、正しく対症して行けば、必ず良い結果が得られます。頑張りましょう。


健康余話15「氷冷」

倉地 豊也 題名:治療余話15(氷冷) 投稿日 : 2000年6月14日<水>22時57分

 とうとううっとうしい梅雨の季節がやってきました。
この2・3日は、少し肌寒いくらいの気温です。5月の下旬頃と比べて、ずいぶん過ごしやすいですね。雨が多くて、生理歩行が出来なく、体調を崩されている方が見えるかもしれませんが、急に暑くなった時よりも、調子は良いのではないでしょうか。これは上手く、体からの排熱が出来ているので、この様に感じられるのだと考えます。
 ヒトは、食事を摂取して得られた栄養素や糖を燃やしてエネルギーに置き換えて、日々活動していますので、中で発生した過剰な熱量を上手く捨てられなくなると、いろいろな症状を起こしやすくなります。これは以前にも述べた恒常性の維持調整機能で、一定のレベルが保てなくなり様々な信号によって、体の不調を表してくるからです。

 周りの気温が、急に上昇した時・・血管を拡張させ、発汗などによって放熱しやすくし、体温の上昇を防ぐ。
体温があるレベルを超えると、各臓器の活力は低下し、動きが鈍くなり、だるく疲労感が増す。機能低下が起こる。
したがって、季節の変わり目、朝晩と日中の温度差が激しいとき、体調が崩れやすい。自律神経系にトラブルのある人は、よりいっそう大変になる。

 これからは寒いときと違って、氷冷しても寒くなく気持ちの良い季節ですので、頑張って局所冷却してください。
@目の疲れ・寝つきの悪い時・・・眼球の上、前頭部(冷た過ぎて痛みを感じる様でしたら、タオルを置いて)
A頭痛・偏頭痛・・・頭頂部、痛みを感じる部分
B後頭神経痛・・・上部頚椎(髪の毛の生え際の頚椎)
C慢性腰痛・・・痛いところ中心(腰椎、骨盤)急性期、発熱量が多いときは、別途注意が必要です。
D肩こり・首こり・・・こり、つまりを感じる部分
Eその他痛いところ・・・手先、足先以外どこでも可

 注意事項:各どの部位も20分以上30分位を一つの目安にしてください。気持ちが良いからと言って、冷やしすぎないこと。
 冷やし始めて、痛みがひどく感じられる場合は、熱量が多く、ギャップが大きいからそのように感じるので、別途注意が必要です。
 冷たい風などに当たって、症状が出た場合は、一度蒸しタオル、シャワーなどで暖めてから冷却してください。

 ご不明な点、具体的な症状でご質問のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。


健康余話16「生理歩行」  

倉地 豊也題名:健康余話16(生理歩行) 投稿日 : 2000年6月21日<水>00時31分

 日差しが強く、日中歩くと暑くて大変な季節になりました。
今日は用事で少し外出しましたが、午後から暑くて、始めてクーラーを入れ除湿にしてみました。

 今日は、生理歩行をしていただく時の注意事項を少し書きます。
施術所に治療にいらしていただいている方々には、プリントで歩行の速さ・距離・姿勢などをお渡ししていますが、時間帯に付いては、お教えしていませんでしたので、注意事項と会わせて書いてみます。
 
≪注意すべき事柄≫

・日中の暑い時間帯を避ける。(体に熱がこもってしまいます。)
・起床後、食後すぐの時間は避ける。(起床後1時間位後、食後は30分位後)
・歩き終わったら必ず氷冷を1箇所20分以上する。(一回は30分位を目安にしてください。)
・痛み、違和感等の障害のある部位は、少し休んで再度、氷冷してみてください。
・無理をして頑張りすぎては行けません。
・水分の補給も忘れずに。

 まだいろいろ出てくると思いますが、今日はこれくらいにします。
生理歩行は、皆様の症状をより良い方向に改善する目的を持って行っていただくものです。ただのだらだら歩きや、用足しの歩きとは区別して、意識を高めて実践してみてください。毎日が大変な場合は、一日おきでも構いませんので、コンスタントにお続け下さい。何か不明な点があればお尋ね下さい。

≪参考文献≫
 吉田 勧持著 「構造医学」(自然治癒力のカギは重力にある!)エンタプライズ(株)発行
 『予防・治療法としての生理歩行』より、基本姿勢、歩く速さ、距離を決めさせていただいております。

今日は、エンタプライズ(株)のURLを書いてみます。
http://www.eikoh.co.jp/ep/


健康余話17「コラーゲン」

倉地 豊也 題名:健康余話17 投稿日 : 2000年6月28日<水>23時49分

 今回は、『健康生活新聞 No.332』から【コラーゲンとコンドロイチンで若返り健康法(上)】を紹介させていただきます。健康雑誌等で良く耳にする物質ですので、ご存知の方が多いかもしれませんが、今一度良くお読みください。

 コラーゲンとコンドロイチン。こららは、私たちの体に潤いを与え、ひとつひとつの細胞を組み立てるのに、なくてはならないものです。
 近年、このコラーゲンとコンドロイチンに、免疫力を高め、ガンを予防・抑制する効果もあることが分かってきました。
 ところが、コラーゲンもコンドロイチンも、40歳を過ぎれば減る一方であることも分かっています。ここでは、この貴重な「若さのもと」を上手に補い、ガンに負けない体を作る、とっておきの方法をご紹介します。
【若さと健康のもと】
 誰でも年をとれば、体の水分が減り、お肌もカサカサ、シワシワで、ツヤもなくなってきます。これは、体からコラーゲンとコンドロイチンという物質が減ったからで、老化現象のひとつです。
 コラーゲンとコンドロイチンは、私たちの皮膚をはじめ、骨や軟骨、大動脈や血管、心臓の弁、さらに目の角膜に多く含まれており、
@水分を補給し、細胞に送りこむ
A互いに助け合ってレンガのように細胞を組み立てる
という2つの大きな働きをしています。
 しかし、年齢と共にコラーゲンやコンドロイチンが失われると、みずみずしさがなくなるのはもちろん、レンガのようなきめこまかな構造も乱れてしまいます。これがシワやたるみの原因です。
 そればかりでなく、この2つが減少すると、骨粗しょう症や動脈硬化、軟骨がすり減って起こる関節痛、白内障など、さまざまな病気を引き起こします。逆にいえば、コラーゲンやコンドロイチンが十分にあれば、いつまでも若々しく、すこやかでいることができるのです。
【ガンを予防し、転移を抑える】
 さまざまな効果のコラーゲンとコンドロイチンですが、特に近年注目を集めているのが、ガンの予防と抑制効果です。
 ガン細胞を移植したハツカネズミの生存率の実験でも、コラーゲンを注射したグループの生存率が83%だったのに対し、注射しなかったグループは、すべて死んでしまいました。このことからも、コラーゲンが、ガンに対する免疫力を高めたことが証明されました。この実験はコラーゲンだけでしたが、もちろんコンドロイチンにも同じ効果があります。
 コラーゲンとコンドロイチンの関係をまとめると、
@コラーゲンは免疫力を高め、細胞のガン化を防ぐ
Aコンドロイチンは免疫力を高め、コラーゲンの働きを補強する働きがあり、両者は互いに補い合って、ガンを予防している。
 さらに両者にはガン細胞の転移を予防する働きもあることがわかっています。組織に出来たガン細胞は、血管壁を破って飛び出し、血流にのって転移しますが、血管壁は多くのコラーゲンとコンドロイチンからできており、これらをしっかり補給すれば、おのずと血管は強くなって、ガン細胞を封じ込める効果が期待できるわけです。
 コラーゲンやコンドロイチンは、単にシミやシワだけの問題ではなくなりました。私たちの命にかかわる大事な役割を担っているのです。(次号に続く)


健康余話18「医療(治療)について」

倉地 豊也 題名:健康余話18 投稿日 : 2000年7月12日<水>00時50分

 先週はお休みしてスミマセンでした。
今回は、以前にも書きましたが、医療(治療)について考えてみたいと思います。
・患者さんが、坐骨神経痛が急に痛くなったときの話です。休みの日で私が留守にしていたので、総合病院の救急外来を受診されたのですが、膝のレントゲンだけ取って、異常なし。痛み止めを処方されました。以前、個人の開業医に掛かったとき、MRIで腰椎に異常が有るという既往を話したが、特に腰については検査なしであった。
 その夜、私が治療させていただいたときは、腰椎の4・5番の左側にはかなりの発熱と、触れただけでの足への疼痛が見られました。皮膚知覚にも違和が見とめられ、かなり苦しんでおられました。幸いにも、治療後、痛み止めは服用していただましたが、歩けるようになり、翌朝は、違和感も少なく歩けました。
 このようなとき、なぜ腰椎の打診・レントゲン検査をされなかったのか不思議でなりません。そうすれば、また違った対応が出来たかもしれないと思うのですが・・・
 私は、医療行為者の立場からすれば、本人の訴えの原因を究明し、速やかに対処し、不快感を取り除けるように努力していくことが本来の仕事だと思うのですが、いかがでしょうか。すべてがすぐに結果に現れることばかりでは有りませんが、少なくとも道筋はお話できると思います。
 時々、『腰はどこも痛くなく、肩こりだけがひどいので、肩だけやっていただけませんか』と言う方が居られます。しかし、初診のときに、骨盤に体重がうまく掛からないことが分り、そこを治療しただけで肩まで変化が現れることは大変多くあります。目や耳の状態にも変化が現れます。問題を起こして、不快感を表している部位は、根本原因を速やかに究明し対症していけば、必ず良い結果が得られるはずです。
 医療を受けられるときは、自分自信でもこの症状を克服してしまおうという気概を持って、受診されてください。色々な訴えに的確に答えていただけるような先生を選びましょう。皆様のご期待に添えるよう頑張ります。


健康余話19「低体温」

倉地 豊也 題名:健康余話19 投稿日 : 2000年7月19日<水>17時17分

 梅雨も明け毎日暑い日が続いています。冷房は大変気持が良いのですが、冷やし過ぎに注意致しましょう。室温を良く確認して、外気との差をあまり大きくないように致しましょう。室内にばかり居ると感覚が麻痺してどんどん涼しくしてしまいがちです。冷えすぎた体は免疫機能の働きを低下させてしまいますので、お風呂でゆっくり温まってください。その後、氷冷をお願い致します。

 最近、体温の低い方が多くなっているようです。私のところで、不妊症でお見えになっておられる方々の基礎体温表を見させいただくと、低温期は非常に低く、高温期ですら一般の平熱とあまり変わらない方がありました。また、低温期と高温期のメリハリがあまりなく、移行するときも3〜4日くらい掛かってもあまりしっかり上がらない方々がいらっしゃいます。こういった状況が改善されていくと、妊娠する可能性が高まります。仕事場で体が冷え過ぎてしまう方は、防寒に努め、生理歩行で汗を流してください。

 不妊症で、婦人科的にはどこも異常が見られず精神的にストレスが強くかかってしまわれる方もあります。一度過去を振り返っていただくと、スキー等でお尻を強く打ったことがあったり、滑って転んで腰などを強く打った事がなかったかどうか。こういった場合は、適切な処置が必要となります。
 また低血圧の方も見えますが、この場合は生理歩行を心がけていただくと改善されていきます。身長165Cmの方は分速83.5mで43分歩いてください。(身長1Cmで0.65m増減してください)歩行後は、腰を氷冷(20分以上30分位)してください。

 具体的にお困りの方は、メールでお問い合わせ下さい。
いろいろ既往症などを質問させていただき、その方に合ったアドバイスをさせていただきます。暑さに負けず頑張りましょう。


健康余話20「皮膚の生理」

倉地 豊也 題名:健康余話20 投稿日 : 2000年7月25日<火>18時56分

 夏本番となり、屋外での水遊びが楽しい時期です。プールや海水浴で日に焼け過ぎないように注意致しましょう。ヒリヒリ感じたらすでに軽い火傷と同じ状況ですので、すぐに冷却致しましょう。氷のうがあれば便利ですが、広い範囲にわたって冷やす場合は、タオルを濡らして全体を覆ってみてください。木陰の風通しの良いところで、実行してください。結構良く冷えて、ヒリヒリ感や赤みが引いて後が楽になる事でしょう。日頃、日光に当たることが少ない、もやしのような私の体験からでした。プールの後、お風呂に入る時より強く実感出来ました。

 ここで、からだをおよそ1.6uの表面積で被う皮膚の生理作用について簡単に書いてみます。
@身体の保護作用
A分泌および排泄作用
B体温調節作用
C感覚作用
D皮下脂肪の貯蔵作用
EビタミンD生成作用
等があり、いずれも重要な働きをしています。
この保護膜を傷つけたり、破ったりしないように心がける事が大切です。


健康余話21「コラーゲンとコンドロイチン」

倉地 豊也 題名:健康余話21 投稿日 : 2000年8月02日<水>23時45分

 今回は『健康生活新聞 No333』から【コラーゲンとコンドロイチンで若返り健康法(下)】をお送り致します。

 私達の体に潤いを与え、ひとつひとつの細胞を組み立てるためになくてはならないコラーゲンとコンドロイチン。たんにシミやシワを予防するだけでなく、近年、このコラーゲンとコンドロイチンに、免疫力を高め、ガンを予防・抑制する効果のあることが分かってきました。

 年齢と共に減るコラーゲンは食事で補給
これほど大切なコラーゲンとコンドロイチンですが、年を取り、新陳代謝が悪くなるにつれ減ってしまいます。特に40歳を過ぎると急激に減少していきます。減りゆくコラーゲンとコンドロイチンを補給するには食事しかありません。
 そこで、コラーゲンとコンドロイチンを上手に取る調理法方を紹介します。
 まず、コラーゲンを多く含む食品は、鶏の手羽・牛スジ・豚スジ・カレイ・鶏や魚の煮こごりなど。次にコンドロイチンを多く含む食品はスルメイカ・サケの中骨・豚足・鶏の軟骨など。
 一日に必要な摂取量は、コラーゲンは500ミリグラム、コンドロイチン50ミリグラム。食品でいえば、それぞれ鶏の手羽を50グラム、鶏の軟骨を40グラム(2本分)に相当します。

 長くなりますので、次回につづきます。
「上手な取り方」について載せます。毎日暑いですから、氷冷を欠かさず実行してください。一日何回でも構いません。同じところは、30分以上続けないように。ではまた


健康余話22「コラーゲンとコンドロイチンの上手な取り方」

倉地 豊也 題名:健康余話22 投稿日 : 2000年8月10日<木>12時45分

残暑お見舞い申し上げます
 今週は少し遅くなってしまいスミマセンでした。
先週の続きで、コラーゲンとコンドロイチンの話しで「上手な取り方」を書きます。

 コラーゲンもコンドロイチンも、骨、皮・腱など消化の悪い部分に多く含まれています。そのうえ、そういった箇所には中性脂肪やコレステロールも多く含まれています。健康のため調理の際には、下ゆでをして、これらを取り除きましょう。その後の調理は煮るのが一番。1時間ほどかけてよく煮だし、そのスープをいただければ効果倍増です。まとめると次のようになります。

@沸騰した中で5分間、アクといっしょに出てくる血液物質を捨てる。
Aさらに1時間煮こみ、コラーゲンやコンドロイチンが出てきたところで、表面に浮いた脂肪分を捨てる。

 また、これらコラーゲンとコンドロイチンの働きを活性化させ、若さを保つ働きのある食品との食べ合わせをお勧めします。それはブロッコリーなどのようなビタミンCを多く含む食品です。
 ビタミンCには、体内でコラーゲンを合成・活性化させる働きがありますので、これを多く含む食品を一緒に取るようにしましょう。
 さらに、この食品を取る時間帯は、コラーゲン、コンドロイチンの新陳代謝のスピードは比較的ゆっくりなため、夕食時に取って、朝までに若返るのがよい方法といえます。

 以上、2周にわたってお送り致しました。
一般の食品でうまく取ることは、なかなか手間隙が必要です。中性脂肪・コレステロースは、成人病の予備軍です。充分注意してください。健康を目指したはずが、別の病気の引き金なってしまってはナンにもなりません。

 この度、パトリキが新しく「パトリキG」となり、コラーゲンとキクラゲなどが含まれています。一度お試しください。コンドロイチンは、リサイボが最適です。カロリー控え目で、老化予防になります。詳しくはメールでお尋ね下さい。ではまた


健康余話23「夏バテにキムチ」


倉地 豊也 題名:健康余話23 投稿日 : 2000年8月16日<水>19時06分

 今週も少し遅くなってしまいました。
今月8日は、発酵食品の日でした。そろそろ夏の疲れが出て来る頃ですが、皆さんは夏むバテしていませんか。食欲不振になった時などは、キムチなどはいかがでしょうか。

 キムチは、白菜などを乳酸発酵させた物です。この中の唐辛子が、胃液の分泌を促進し食欲を増進させます。また、キムチの赤い汁には、8億/gの乳酸菌が含まれており、更にタウリン(糖をエネルギーに変える働きを持つ成分)、アスパラギン酸(エネルギー代謝を助け、疲労に対する抵抗を高める働きを持つ成分)、ニコチン酸(脂肪をエネルギーに変える働きを持つ成分)を含んでいます。これらは、栄養ドリンクの主成分にもなっているほどの優れものです。
 辛いものが苦手な方は、植物発酵酵素『万田酵素』がお勧めです。疲れたときは、夜寝る前にめし上がって頂くと翌朝の目覚めが大変良くなります。

 暑いと水分を多く取りすぎてしまいがちですが、胃酸が薄くなってしまい、モタレ・胸焼けなど起こしやすくなるので注意しましょう。食事の前後30分くらいは、控えるようにしてください。間の時間に補給するように心がけてください。汗をかいた後・お風呂上りなどには、必ず水分補給をしましょう。

 暑さに負けない様にするには、氷冷をしっかりして余分な熱をどんどん捨てましょう。寝苦しい夜も快適に過ごせます。ご質問等ありましたらメールでお問い合わせ下さい。より良い健康を得るには、努力も必要です。


健康余話24「夏の健康管理」

倉地 豊也 題名:健康余話24 投稿日 : 2000年8月25日<金>02時43分

 今週も大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
今回も夏バテについて少し書いてみます。
毎日暑い日が続いていますが、冷たい物の取り過ぎなどで食欲不振になっていませんか。胃腸が弱ってくると、消化吸収が上手く行なえず、必要な栄養素を取り逃がしてしまいます。口から食べた物が、胃腸で消化吸収されて、はじめて血となり・肉となって活動できるのです。
 栄養価の高い、消化吸収のしやすい食品を取るように心がけましょう。健康補助食品なんかも良いですね。

 暑いと冷房の効いた環境に長く入っていることに成りますが、体の冷やしすぎには注意致しましょう。つい設定温度を下げ過ぎてしまいますので、体感に頼らないで、温度計で室温を管理してください。お風呂は少しゆっくり入って、体を良く暖めてから氷冷して下さい。特に後頚部(髪の毛の生え際)の自律神経の中枢をしっかり冷やしましょう。暑い所と涼しい所を出たり入ったりしますと、体温中枢がかなり過度に働きすぎ、バランスが崩れて体が疲れダルクなります。気をつけましょう。
 また寝苦しい夜などは、頭部を冷却しながら寝ていただくと、翌朝が比較的楽に起きられるようになります。寝つきも良くなりますので一度お試しください。

 今年は残暑が厳しいという長期予報が出ておりますので十分に注意して、健康管理に勤めましょう。ではまた。


  健康余話25「糖尿病1」

倉地 豊也 題名:健康余話25(糖尿病1) 投稿日 : 2000年8月31日<木>19時24分

 今週も遅くなりスミマセン。このところ雑用が多くなかなか更新できなくて、申し分け有りません。
 今回は、糖尿病の話しを『健康生活新聞No.315』よりお送りいたします。

 欧米化した食生活が糖尿病や肥満を招いたといわれています。特に200万人とも300万人ともいわれる糖尿病は、「老化を誘う」「血管をもろくする」「動脈硬化を早める」「目や神経、腎臓をおかす」など、数々の悪評を受けています。
 《糖質をエネルギー源として利用できない。》
 私たちのエネルギー源は、「糖質による」のが正常代謝です。
 糖尿病は、この糖質をエネルギー源として利用できない状況になり、必然的に脂質をエネルギー源として利用する場合が多くなります。そこで血液中には各種の脂肪が増え、これが血流にのって各臓器内をめぐることになるわけです。
 動脈硬化は成人病に通じるといいましたが、糖尿病が血管の老化を早める事実からすれば、成人病の元凶は糖尿病だといいかえることもできます。
 《糖尿病はT型、U型の2タイプ》
 糖尿病は、もともとインスリンが不足しているT型タイプと、肥満、過食が原因となって、ある程度の年代になると糖が利用されにくくなる、いわば肥満によるインスリンの過剰利用がインスリン不足を起こしてしまうU型タイプの糖尿病があります。
 T型の糖尿病に対しては、インスリンを補っていく以外に治療のでだてはありませんが、U型の場合は、なお分泌することのできる程度のインスリン量に合わせて、食事療法ができれば、十分治療することができます。
 《T型、U型で違う治療と対策》
 糖尿病の治療法としては、現在T型糖尿病ではインスリンが絶対必要となるわけですが、U型では、必ずしも必要となりません。多くは食事療法で、一部は血糖降下剤で治療され、ほどよい健康を保つことができます。

 長くなりますので、糖尿病2で《基本となる食事療法》を書きます。


  健康余話25−1「糖尿病2」

倉地 豊也 題名:健康余話25-1(糖尿病2) 投稿日 : 2000年9月01日<金>17時03分

 前回の続きをお送り致します。
《基本となる食事療法》
(糖質)
糖尿病といわれるくらいだから、糖質は絶対によくないと思われるようですが、糖質が少なすぎた場合、カロリー不足が起こりやすく、体のエネルギー不足を招くことになります。
 したがって、最低量として一日100グラムは必要とされています。基本的には、重症の糖尿病以外は一日150グラムから300グラムくらいはとるようにするのがよいようです。
 その際、急激に血糖値を上げるような砂糖、菓子、ジャム、アイスクリームなどは避け、パン、米飯、豆類など、多糖体の形でとるようにします。後者は吸収が遅く、血糖値が急上昇しないという利点があるからです。

(脂質)
脂肪のとり方は、全体の食事から糖質とたんぱく質のカロリーを差し引いた残りとします。
 すなわち、一日10〜100グラムが適量といわれています。栄養全般から考えれば、良質の脂肪(飽和脂肪酸)、不飽和脂肪酸の摂取バランスが大切です。動脈硬化とのかかわりも考慮し、適宜バランスを考えて摂取することが大切です。

(その他)
ビタミン類は十分にとり、ミネラルについても浮腫の有無を確かめながら十分摂取するようにします。水分の摂取に対する制限は、とくにありません。なかでも、糖尿病性神経炎がある場合は、予防および治療として、ビタミンB1、B12を十分にとるようにします。また、お茶、コーヒーなどは問題ないとされていますが、砂糖は人工甘味料にするなどの注意が必要です。
 アルコール飲料はカロリーが高く、中でもビール、ワインは糖質が含まれるので、控え目の摂取を心がけましょう。

 糖尿病はどうしても経過が長引く病気で、その間の食事療法には困難がつきまとうものです。家族、医師、栄養士が一体となって、甘えの気分を是正するように注意を促し、長い療養生活に耐えられる心を養うように、意識作りをしていかなければなりません。

 以上の内容ですが、歩行について少し触れてみたいと思います。
カロリー消費の為、歩行を始められる方がありますが、歩き方に注意をして始められる方は少ないと思います。時間だけではなく、歩行の姿勢・歩いた後のケアーも大切です。
 @歩く速さ 身長165cmの人は74.2m/分 1cmごとに0.58m/分増減する。 3190m/43分
 A時間 30分以上43分までの連続歩行が必要で、それ以上歩く必要がある場合は、いったん休息してからまた実行してください。
 B姿勢 できるだけ歩幅を広げて、直線を踏み・膝の内側がこすれるように、歩いてください。両腕は、必ず肘を曲げて大きく振ってください。
 Cケアー 歩いた後は、両膝・腰部・頚部等を氷冷して下さい。1箇所20分〜30分位を目安に実行してください。

 健康を維持する為の歩行で、膝などに違和感が出始め、水腫などになられる方がありますので注意致しましょう。

磁化水の飲用で、かなり改善された方がありますので、詳しくはお尋ね下さい。ではまた


健康余話26「水の波動分析」

倉地 豊也 題名:健康余話26 投稿日 : 2000年9月08日<金>22時50分

今週もまたまた大変遅くなってしまい申し訳ありません。
今回は一冊の本を紹介させていただきます。
(萩原弘道著『波動こそが病気を治す』PHP研究所)
MRAの(反対波動を応用して悪い波動を中和消去する)レゾナンステラピーの技術、「共鳴磁場」を使って波動分析したさまざまな結果が出ています。
 今まで健康食品や体に良い水などがなぜ効果があるのか客観的に判りずらいものがありました。「波動分析」によって、表れた数字と効果・効能がある程度一致している様子が書かれています。したがって症状によっては、効果の期待できないものが出てくる理由も理解できると思います。上手く使えば、健康回復の為の有効な手段だと考えます。特に免疫力を高め、病気に打ち勝つ力を持つことが大切です。

 この中から水について少し引用したいと思います。(P35)
■電解イオン水、浄水器は有効か
 悪い水を出きるだけ活性炭などでろ過しようとするのが浄水器。ろ過したあと、水成分をプラスイオンとマイナスイオンに電気分解して、有用ミネラル分である後者だけを飲もうとするのが電解イオン水(アルカリイオン整水器などともいう)です。波動的に言うと、もとが水道水で、電気分解しても波動はそのままで、2ポイント「心もち良くなるだけ」であることがわかりました。

 この本の中で都市部の水道水は、ダメージを受けていてそのまま飲むには適さないといっています。(P26)
しかし、地域や場所によっては大変良い水道水もあるようです。したがって各自が免疫力を高めたいと思ったら、活水器などを使って体に良い水を取ることをお勧めします。

 どんな物が良いでしょうか。ランニングコストが安く、メンテナンスフリーが一番良いと考えますがいかがでしょうか。ただし、波動がプラス5〜10ポイント以上は欲しいです。還元力が高く、家中で使うことができれば最高です。

 最後に、「波動」について私なりに少し書いてみたいと思います。「言霊」という言葉を聞かれた方があるかもしれませんが、悪意に満ちたネガティブな言葉は、悪い波動を持っていて、体を不健康にしていってしまうと考えられます。逆に善意(前向き)ポジティブに考えることは、良い波動を作り出し、健康を維持して元気になっていけるのではと思います。
 いろいろ検査を受けてもなかなか原因がわからず、不安を増大させれば、いずれ病気に負けてしまうでしょう。逆に、検査の結果大変な病気とわかっても、そんな病気に負けないぞという気概で、病気を克服される方もあります。
 原因不明・気のせいではと言われることは、体の不調を訴えている本人にとって大変辛いことです。そういった場合は、まず自分自信の今の状況を把握して、現状をしっかり見つめ、その状態を受け入れてください。「こんなはずではなかった」・「なぜ自分だけ」とはけっして考えないようにしてください。ネガティブな波動が生まれてしまいます。今を受け入れて、ポジティブに暮らしましょう。必ず良い結果が得られます。
 来週も遅くなるかもしれませんがよろしくお願いします。




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